6月15日号の「区のおしらせ・ちゅうおう(No.1604)」では、地域の「防災拠点」に関する特集記事が掲載されています。

災害時に避難所となるだけでなく、地域の活動拠点や医療救護所、情報の発信拠点としても重要な役割を果たす「防災拠点」。普段はあまり意識することのない存在かもしれませんが、いざというときに備えて、その役割を知っておくことはとても大切です。

防災拠点運営委員会のインタビューに有馬小学校の増田さんが登場

「私にとってこのまちは昭和初期、祖父の代から3代続く地元」と語るのは、有馬小学校の防災拠点運営委員の増田さん。PTAや町会活動を通じて、地域防災に長年取り組んできました。

有馬小学校では毎年10〜11月頃に防災訓練を実施。高齢者や子どもたちも楽しめるように、段差を超える訓練や非常食体験、消火器の操作体験などを盛り込み、参加しやすい内容に工夫しています。

「どうすれば多くの人が参加してくれるか」を考え、小学校や行政とも連携。家族での参加を呼びかけることで、子どもたちと親世代の防災意識も高めています。

最近では、防災イベントに参加してくれた住民の方から「マンションが多いこの地域で、顔の見える関係づくりが大切だと実感した」という声も届いているそうです。

増田さんは最後にこう呼びかけました。「いざという時に地域の力が試されます。皆さんにもぜひ、日頃から訓練に参加していただき、防災拠点の役割を知ってほしいですね」

『ちゅうおう』No.1604は下記リンクからもお読みいただけます。

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